式が終わると、花は処分されます。それが普通です。でも、捨てられない人がいる。2020年にレジン保存加工を始めたのは、そういう声を何度も聞いたからです。

式後の花を捨てない。レジン保存加工の話

なぜ式後の花を保存するのか

葬儀の花は、その場限りのものとして扱われることがほとんどです。でも、故人の好きだった花を使ったアレンジメントや、家族が選んだ棺花を、そのまま終わらせたくないという気持ちは自然です。保存加工は、その気持ちに応える手段の一つです。飾り物ではなく、時間の記録として。

レジン封入とドライ額装の違い

レジン封入は、花びらや小花をクリアレジンに閉じ込めてパネル状に仕上げます。透明感があり、花の立体感が残ります。ドライ額装は、花をシリカゲルで乾燥させてから木製フレームに収めます。より「絵画」に近い仕上がりです。どちらも色は乾燥・硬化の過程で若干変化します。その変化も含めて、時間の経過として受け取っていただけると嬉しいです。

加工の流れと注意点

式当日にスタッフへお申し付けいただくか、式前日までにご連絡ください。花は式後できるだけ早く加工工程に入れる必要があります。時間が経つほど、色の保持が難しくなります。加工後の完成品は、レジンで3〜5週間、ドライ額装で3〜4週間後に発送します。サイズはA5・A4・A3から選べます。

価格と送付方法

レジン封入はA5¥22,000、A4¥38,000、A3¥52,000(すべて税込)。ドライ額装はA4¥35,000、A3¥48,000(税込)。完成品は専用の緩衝材で梱包し、ヤマト運輸の宅急便コンパクト(割れ物扱い)で発送します。送料は全国一律¥1,500です。

式後の花を、どうするかは自由です。ただ、選択肢があることを知っていてほしい。それだけです。